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ピアノの弾き方 その4


どうも、久々に身体を動かして全身が痛いピアニストです。

筋肉痛になるたびに日頃から運動しなければなあと思うのですが、意志薄弱なのでなかなか難しさがあります。今回はピアノの弾き方その4です。

その1

その2

その3

肩や肘、手首を解放するのは良くわかったが、手のひらや指は?

ピアノの弾き方その3までは、どのように鍵盤にアプローチするのかということを中心に書いてきました。その4はアプローチしている間の理想的な手のひらや指の状態について書いていきます。

まず手のひらです。指をいっぱいに開かなければ届かないような広い和音を掴む場合を除いて、手のひらの筋肉は常に解放されている必要があります。緊張しすぎているのは良くないです。指を自由に操るためにいつでも自由でいる必要があります。試しに手のひらを思い切り開いて、その状態で指を動かしてみてください。強張ってしまって上手くいかないはずです。

今度は指の話をします。

昔の奏法の知識で、ピアノは指の第3関節を支えにして弾くべきだと思っている方が未だに結構存在していますが、どこか一点を支えにすればOKというほど打鍵は単純ではありません。かといって全ての関節がふにゃふにゃになっていてもいけない。子どもに多く見られるのが第1関節が反ってしまうほど指を鍵盤に押し付けて弾く奏法ですが、これは早めに直したほうが良い癖ですね。構えず、自然に鍵盤を置いて、そのままの指の形で弾くようにしましょう。

正しいイスの高さと座り方

ここまで鍵盤へのアプローチ、腕や手のひら、指の使い方について書いてきました。

ただ、1つ大事なことを書き忘れていて、それはイスの高さと座り方です。

イスの高さは非常に重要で、この設定を間違うと故障につながることもあります。

多いのが、横から見ていてカマキリのようなポーズになるほど低い場合ですね。このように座ると常に肘を上げた状態を保たなければならないので負担がかかりっぱなしになってしまいます。

まず両腕を身体の側面に沿った状態で力を抜きましょう。

そのまま肘を動かさずに手を上に持ち上げます。「前へならえ」のポーズのようになりますね。

その状態から手首を回転させてピアノを弾く向きにします。

鍵盤に手を置きましょう。

この時に腕の下側の面が白鍵の表面と平行になるくらいの高さが適当な高さです。

腕を支えるのに無駄な力を入れずに済みますし、逆に高すぎる場合に起きるような打鍵するために背中を屈めるポーズを取らなくて済みます。

次に座り方です。

次回の記事で取り上げるペダルの踏み方に関連することなのですが、日常生活で座るのと、ピアノを弾く際に座るのとでは大分違いがあります。足の自由を奪わないために、あまり深く腰掛けないようにしましょう。具体的には、ももの裏側がすべて座面に乗らないように。ここの筋肉が圧迫されていると自由に動けませんし、ペダルを踏む時に支障が出てきてしまいます。

目安としては、臀部が終わる場所から拳一個分くらいのところまで座るイメージです。この程度でも座面があれば身体を支えるには十分ですし、疲れずに弾くことができます。試してみてくださいね。

ピアノの弾き方 その4「手のひらや指とイスのこと」でした。いかがでしょうか?

いつも自分の身体の状態を観察しながら練習してくださいね。

ではまた次回のブログでお会いしましょう。

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