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ピアノの弾き方 その1「きれいな音を出すために」


ピアノを弾くとは?

皆さまこんにちは、ピアニスト石川武蔵です。

せっかくブログがあるので、ピアノをどうやって弾いたら良いのかということを少しずつ書いていこうかなと思います。

ピアノをどうやって弾くか、その1です。

まずピアノを弾くというのはどういう行為なのか、そこから考えていきましょう。

皆さんはピアノから音を出そうと思った時、どういう行動を想像しますか?

…多分8割、いや9割の方が鍵盤を下に押すことを想像されたと思います。

間違ってないです。音は出ます。でも正解でもないんですね。

鍵盤を押すと音が出る、確かにそうなのですが、それだと綺麗な音ってなかなか出せないんですね。

綺麗な音をどうやって出すか。端的に言うと打鍵速度を限りなく上げることが必要です。ただ鍵盤の底を速く叩くというわけでもないです。速く鍵盤に動いてもらうけれども、底は叩かない。難しいですね。じゃあどのポイントを速く通過すれば良いのか。どのようにしたら速く通過できるか。そのことについて今日はお話します。

綺麗な音とは?ピアノが鳴る仕組みを知ろう

グランドピアノの鍵盤を非常にゆっくり押下すると途中で引っ掛かりがありますね。(やったことの無い人は試してみましょう!)

ピアノという楽器は最終的に内部のアクションのハンマーと呼ばれる部分が弦を叩くことによって発音がなされます。奏者が鍵盤を押下するとピアノ内部のジャックと呼ばれる部品がハンマ-を押して動かしていき、引っ掛かりの部分に指が差し掛かるとジャックがレギュレーティング・ボタンにぶつかって、ハンマーローラーからハンマーが離れます。ハンマーがハンマーローラーから離れると、その先鍵盤をどれだけ強く押そうが震わせようがハンマーの動きには影響を与えられなくなります。

簡単に要約すると、鍵盤の中の引っ掛かりの部分に差し掛かるとその後は音色に干渉できなくなるので、その部分まで可能な限り素早く打鍵する、ということになります。それが可能になれば、自在な演奏まであと一歩です。

素早い打鍵とは何か?

素早く打鍵するというというのは分かった。じゃあどうやったら素早い打鍵が出来るのか?

鍵盤を速く動かすためには何が必要か、考えていきましょう。

人体で鍵盤に触れる部位はどこでしょうか。指です。もっというと指先ですね。

この部分を速く動かせば鍵盤に速く動いてもらえる。なるべく最速に近いスピードで動かせるようにしたいわけです。勿論、遅い打鍵スピードが要求される音色も存在します。存在しますが、速く動かすことが出来ればゆっくり動かすことも可能なので、そのポイントについては後から考えましょう。

指先を速く動かす為にどうするか。これは僕のレッスンを受けている方全員に言っていることなのですが、「つかむ」動きをイメージすることが大事になってきます。元々、人間の指は物を掴むためについているので、そのように使ってあげることが一番自然な状態なのですね。つかむ動きをしようとする時が最もパワーを発揮できる状態とも言えるでしょう。一番ラクに手のひらや腕の筋肉も使うことができます。ピアノの演奏において脱力が大事と言われますが、あれは単に腕がダラっとしているという意味ではなくて、余計な力みが無い状態で十分に腕や手の筋肉を使う状態を実現するという意味だと思ってください。

ピアノの弾き方 その1=鍵盤をつかもう

どんな楽器の演奏でもそうですが、演奏中なるべくニュートラルな身体の状態を維持することによって、自分が出したい音色や響きを実現する準備がしやすくなっていきます。ピアノの演奏に難しさを感じている人は、指を頑張って動かそうとしすぎて身体(特に肩や肘)に力が入ったままになっていることが多いです。

指先で鍵盤をつかむイメージを持つことで、力みの解消は簡単になるのではないかなと思います。是非試してみてくださいね。

今日はとりあえずこの辺りまで。

また次回のブログでお会いしましょう。

その2は こちら

レッスンについては こちら

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